中学1年 安全ワークショップ 第3回
2015.01.30
中学1年生では、1、2学期に続いて第3回目の「安全ワークショップ」を実施しました。講師にお迎えしている「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんは、防犯活動の専門家・演出家・俳優・ワークショップデザイナーの方々が集まったユニットで、「安全のためのワークショップ」の開発、実施をされており、小学生や親子を対象にした体験型の安全教室「あんぜんパワーアップセミナー」で、第4回キッズデザイン賞を受賞されています。
「安全ワークショップ」は、学校内で過ごす時間や登下校などの時間を、お互いが安心して快適に生活するためには、どのように他者と関われば良いのか、どのようなことが大切なのかを、共に考え、体験的に学ぶプログラムです。このプログラムは本校の教員の意見も取り入れながら、「あんぜんファンフェアーズ」の方々が、本校の中学1年生向けに開発してくださったものです。
3回目の今回も、これまでと同様に、生徒たちに短い演劇を観てもらい、そこで示された問題を共有してから、体験的な活動に入っていきましたが、これまでの2回と異なり、今回は彼ら自身にも街中で起こりうる出来事に、どうやって対応するのか、どうやって他人とコミュニケーションをとるのか、実際に演じてもらいました。
活動を終えた生徒たちの感想を紹介します。
僕はこの安全ワークショップでお互いに心地いいと思えることが本当の安全なのだなということを学びました。
安全ワークショップが終わった後、自分が困っている人の役に立てるかどうかということをもう一度考え直すことができました。
「どうしましたか」これはとても勇気のいる言葉であると、今回の安全ワークショップで改めて実感した。(中略)「快適」な状態を作るための第一歩が「どうしましたか」「助けになりましょうか」という優しい言葉だと学んだ。
それぞれが3回の授業の中で、さまざまな「気づき」を得られたことが分かります・これからも、3回の活動で得た「気づき」をいかしながら、お互いが快適な安心安全ベースの空間の中で学校生活を送っていって欲しいと願っております。
最後になりましたが、3回のワークショップの講師を務めてくださった「あんぜんファンフェアーズ」のみなさんに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。